面接のポイント!


「生意気な学生」になってない!?

面接では、会社について、社風、雑誌・書籍シリーズのコンセプトや特徴について言及するときがあるだろう。("社風"なんて言われたって、学生なのにわからないよ…)と思うかもしれない。まったくその通りだ。

多くの場合、社風はおろか、各社が得意とするシリーズや分野の意義などについて外部の人間が社員以上に知る・理解することはとても難しい。例えば「弊社の新書シリーズをどう思う?」と聞かれたとしよう。そこで「御社の新書は○○○がコンセプトになっていると思います。世間でも高い評価を受けていますよね」なんて、学生の勝手なイメージで答えたところで恐らく喜ばれることはない。『知ったかぶりで頭でっかち学生だな』『どこかで聞いた内容の受け売りだろうな』と思われて終わりだ。面接では「評論」が求められているわけではない。

大切なのは『私の感想』!

社風やシリーズの特徴について述べる時には、断定的な表現は用いずに「自分は読者としてこういう部分に面白さを感じる」というような『私の感想』を心がけよう。あなたの感じたことであれば決して間違いにはならないはずだ。学生のレベルで知ることのできる情報なんてたかが知れている。そのなかで全体を判断しようとするのではなく、確実な範囲のなかで「感じたことを伝える」ことを心がけていこう。例えばOB訪問を実施している場合であれば「OB訪問をしてちゃんと確認した内容」をもとにした私の感想を伝えることもできる。

例)「編集部の××さんにお会いした時、御社では編集の人が営業も担当するとお聞きしました。私は『作った人間が、責任をもって売りに行く』という姿勢に共感して…」


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